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在アゼルバイジャン大使館からのお知らせ

【在アゼルバイジャン日本国大使館からのお知らせ】2017.6.8

今般,アゼルバイジャンについての海外安全情報(危険情報)について更新を行いましたので,お知らせします。

アゼルバイジャンについての海外安全情報(危険情報)へのリンク↓

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_152.html

アゼルバイジャンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)2017年06月08日

ナゴルノ・カラバフ及びその周辺のアルメニア占領地域,並びにアルメニアとの国境周辺地域(アゼルバイジャン領ナヒチェバン自治共和国アルメニアとの国境周辺地域を含む):「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)

ナゴルノ・カラバフ及びその周辺のアルメニア占領地域,並びにアルメニアとの国境周辺地域(アゼルバイジャン領ナヒチェバン自治共和国アルメニアとの国境周辺地域を含む):「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)

●上記以外の地域(首都バクーを含む):「レベル1:十分注意してください。」(継続)

1 概況

(1)アゼルバイジャンは,アルメニアとの間でナゴルノ・カラバフ紛争を抱えており,ナゴルノ・カラバフ及びその周辺地域は,アルメニアが占領しています。同紛争を解決するために,アゼルバイジャンアルメニア両国政府間の話合い及び欧州安全保障協力機構(OSCE)ミンスク・グループ共同議長による仲介努力等が行われていますが,未だ解決の見通しは立っていません。

(2)これまでに,アゼルバイジャンにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,フランス,ベルギー,トルコ,インドネシア,英国等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域別情勢

(1)ナゴルノ・カラバフ及びその周辺のアルメニア占領地域,並びにアルメニアとの国境周辺地域(アゼルバイジャン領ナヒチェバン自治共和国アルメニアとの国境周辺地域を含む):「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)

ア ナゴルノ・カラバフ及びその周辺のアルメニア占領地域

 現在,ナゴルノ・カラバフ及びその周辺地域は,アルメニアが占領している状態が続いており,アゼルバイジャン政府の実効支配は及んでいません。1994年にアゼルバイジャンアルメニアとの間で停戦合意がなされていますが,OSCEによる仲介,和平達成への努力にもかかわらず,現在まで頻繁に死傷者を伴う停戦違反が発生しております。

 このような情勢の中,2016年4月1日以降,ナゴルノ・カラバフ軍事境界線付近において,アゼルバイジャン軍とアルメニア軍との武力衝突が発生し,双方合わせて数十名の死者が出ています。その後,両者の間で停戦合意が成立しましたが,停戦合意成立後も同境界線付近においては散発的に発砲事案や小規模な武力衝突が発生しています。

 また,アゼルバイジャン政府は,ナゴルノ・カラバフ及び周辺の被占領地域への渡航にはアゼルバイジャン政府の許可が必要としており,許可を得ずに被占領地域へ渡航した外国人には,同国の法律に違反したとして,アゼルバイジャンへの入国禁止等の罰則を課しています。また,被占領地域での企業活動・商業貿易活動については,アゼルバイジャン政府から違法であるとみなされ,アゼルバイジャンへの入国禁止等の不利益を被るおそれがあります。

 同地域では,発砲事件等に巻き込まれる危険性があり,同地域内で被害に遭った場合,アゼルバイジャン政府が有効な救済措置をとることができない状況にあります。また,今後のアゼルバイジャン及びアルメニア両政府の対応によっては,戦闘が再燃する可能性も否定できません。

イ アルメニアとの国境周辺地域(アゼルバイジャン領ナヒチェンバ自治共和国アルメニアとの国境周辺地域を含む)

 上記のとおり,アゼルバイジャンアルメニアとの間では停戦合意がなされていますが,アルメニアとの国境周辺地域(アゼルバイジャン領ナヒチェバン自治共和国アルメニアとの国境周辺地域を含む)においては,依然としてアゼルバイジャン軍とアルメニア軍が対峙しており,両国国境地帯では現在でも散発的に発砲事件が起きているほか,2016年12月には武力衝突も発生しています。

 同地域においては,このような発砲事件等に巻き込まれる危険性があり,また,今後のアゼルバイジャン及びアルメニア両政府の対応によっては,紛争が再燃する可能性も否定できません。

 つきましては,これら地域への渡航については,どのような目的であれ止めてください。

(2)上記以外の地域(首都バクーを含む):「レベル1:十分注意してください。」(継続)

ア アゼルバイジャンでは国家安全保障庁によって,幾度もテロ計画が未然に摘発されています。2012年5月,国際的行事等を標的としたテロを計画したとして,武装グループの40人が検挙されたほか,2015年11月には,イスラム過激派組織の指導者ほか約70人が政権強奪を計画していたとして検挙されています。また,2016年5月及び2017年2月,アゼルバイジャン国内でのテロを予告するISILアゼルバイジャン人戦闘員によるインターネット動画の投稿や,2016年12月,バクー市近郊での自爆テロ未遂事件の発生,近年,シリアやイラク渡航したアゼルバイジャン人戦闘員の増加等,アゼルバイジャン国内におけるイスラム過激派によるテロ事件等発生の潜在的脅威が存在していると言えます。

 また,従来,イスラエルや欧米の関連施設等を標的とした潜在的なテロの可能性も指摘されてきました。テロの巻き添えにならないよう現地関係機関等による最新情報を入手するよう努めてください。

イ アゼルバイジャン領ナヒチェバン自治共和国は,アゼルバイジャンのいわゆる「飛び地」であり,入域の手段が限定されることに加え,アルメニアと国境を接していることから,同自治共和国への渡航は,渡航手段・経路・時期を慎重に検討し,安全な手段を選択してください。情勢に応じて渡航日程を延期するなどの余裕をもった日程を組むよう安全対策を講じてください。

ウ 一般治安情勢は比較的良好で,内務省による2016年の犯罪認知件数は,26,611件と前年比305件減少しています。しかし,特に屋内外における強盗・窃盗事件が1,188件増加しており,夜間,暗い通りでの独り歩き等は危険なほか,住宅やホテル等滞在時にも厳重な戸締まり等が必要ですので十分に注意してください。また,近年では麻薬の押収件数の増加が顕著となっています。

エ 街頭では,歩行者や乗用車運転手に対する執拗な物乞いも出没しており,外出時には十分注意してください。

 これら地域への渡航,滞在に当たっては危険を避けていただくため特別な注意が必要です。

3 滞在にあたっての注意

 滞在中は,下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在アゼルバイジャン日本国大使館,現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めるとともに,安全対策には十分ご注意ください。

(1)渡航者全般向けの注意

 首都バクー市内では,治安は比較的安定していますが,夜間の外出やひと気のない場所での独り歩きは,十分な注意が必要です。また,首都バクー市を離れ,地方に旅行される方は,旅行先の情勢に関し,現地関係機関等から最新情報を入手するよう努めてください。旅行代理店等を利用される場合は,信頼できる業者を選択するようお勧めします。 

 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

 3か月以上滞在する方は,在アゼルバイジャン日本大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet

3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の在アゼルバイジャン日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(2)長期滞在者向けの注意事項

ア 住居の選定に当たっては,居住地域の治安,建物の構造等に留意するとともに,窓,扉,壁,施錠等に十分な防犯措置を施すようお勧めします。

イ 日常生活では,できるだけ目立たないように行動するとともに,身の周りの安全に十分注意してください。

ウ 不測の事態が発生した場合は,自宅,職場,ホテル等の安全な場所で,事態が鎮まるまで待機してください。また,不測の事態に備えて,食料,飲料水を備蓄するとともに,旅券,貴重品及び衣類等をいつでも持ち出せるように準備し,退避手段についても常時確認しておいてください。不測の事態が発生した場合は,在アゼルバイジャン日本国大使館に連絡してください。

エ 正確な情報を入手するように努め,根拠のない噂に惑わされて動揺することのないようにしてください。

4 隣国のアルメニアジョージア,イラン及びロシアにも各々危険情報が発出されていますので御留意ください。

(問い合わせ先)

(問い合わせ窓口)

○外務省領事サービスセンター

  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)

  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2306

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)3047

○外務省海外安全ホームページ

  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)

  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/スマートフォン版)

  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)

○在アゼルバイジャン日本国大使館

  住所:Hyatt Tower III, 6th Floor, Izmir Str. 1033, az1065 Baku, Azerbaijan

  電話: (市外局番012)-4907818〜19

   国外からは(国番号994)-12-4907818〜19

  ファックス: (市外局番012)-4907817又は4907820

   国外からは(国番号994)-12-4907817又は4907820

  ホームページ: http://www.az.emb-japan.go.jp/001jp.html

送信者

アゼルバイジャン日本国大使館領事班

連絡先 +994−12−490−7818