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サッカーW杯最終予選を観戦される皆様へ(更新)

【在イラン日本国大使館からのお知らせ】

(2017年6月12日現在)

サッカーW杯アジア最終予選「日本代表対イラク代表戦」を観戦される皆様へ(テロ部分更新)

 6月13日(火),テヘランのパス・スタジアムにおいて,サッカーW杯アジア最終予選の日本代表対イラク代表戦が予定されています。5月27日から6月25日までの間は,イスラム教徒の義務の一つである「ラマザン(断食月)」に当たります。イランはイスラム教(シーア派)を国教としており,たとえ外国人であってもイスラム文化を尊重することが求められます。また,試合当日は,多くの観客が集まりますので,試合を安全に観戦するためには十分注意が必要です。試合観戦及び当地滞在が気持ちの良いものとなるよう,観戦を予定されている方は,以下の諸点に留意して下さるようお願いします。

1 ラマザン(断食月)について

 イランでは,5月27日から6月25日までの間(太陰暦によるもので変更される可能性もあります),イスラム教徒の義務の一つである「ラマザン(断食月)」に当たります。ラマザン期間中のイスラム教徒は,日の出から日没にかけて一切の飲食や欲を断ち,共に苦しい体験を分かち合うことにより,イスラム教徒同士の連帯感を強め,信仰心を高めます。ラマザン期間中の日の出から日没までの間は,公共の場で飲食(ガム,飴も含む)や喫煙を避けるようにして下さい。なお,試合当日のスタジアム内の日本人専用席においては,イラン・サッカー協会より,ラマザン期間中ではあるものの,日本人は外国人であるので水を飲んでも差し支えないとの回答を得ています。

2 服装

 イランでは,男女が同席してスポーツを観戦することが認められておりません。今回のW杯最終予選では,一般席については男性のみ観戦が許されていますが,日本人専用席に限り,男女同席の観戦が認められました。服装に関する留意事項は次の通りです。

【女性の方】

(1)丈の長いコートを着用し,肌の露出を避け,体の線が出ないようにして下さい。

(2)足首が露出するおそれがあるため,スカートは避け,パンツをご着用下さい。ジーンズは可です。

(3)スカーフ(ヘジャブ)を必ず着用して,頭部を覆い,髪を隠して下さい。

(4)コート及びスカーフ等は必ずしも黒色である必要はありませんが,なるべく地味な色を選ぶことが無難です。

(5)これら注意事項は,飛行機の外に出る時点から守っていただくようお願いします。ホテル内(自室以外の場所),レストランやバスの中も公共の場と見なされ,同様の規律が適用されますのでご注意下さい。

(6)競技場内の日本人専用席においては,イラン・サッカー協会によれば,日本代表のチームカラーである鮮やかな青色の服を着用しての応援は問題なく,スカーフの色も問わないとしています。ただし,体のラインは出ないように留意して下さい。なお,半袖シャツを着る場合には長袖のシャツを重ね着するなど肌が露出することを避けるようにして下さい。

【男性の方】

(1)短パンの着用はしないで下さい。また,サンダルなどの肌の露出の多い服装は避けて下さい。

(2)上半身裸になるなど,肌を露出する行為は避けて下さい。

3 安全対策

(1)試合当日は,イラン警備当局の指示に従って行動して下さい。

(2)スタジアム入場前に金属探知機による所持品検査が行われる可能性があります。刃物,火器類(爆竹,花火,発煙筒など)等の危険物のスタジアムへの持ち込みは厳禁です。ペットボトルに入った飲料などの持ち込みも制限される可能性もあります。

(3)日本人専用席には警備員が配置される予定ですが,警備員が厳重に取り締まっていても,一般席から日本人専用席へ物の投げ入れなどが行われることもあり得ます。一般席から物が投げ入れられても,物を投げ返したりせずに冷静に対処して下さい。

(4)スタジアムとテヘラン市内及び空港との間の公共交通機関を利用した移動手段が非常に限定されています。既に当地でのツアーを申し込まれている方については,ツアー会社が手配した貸切りバスでの移動をお願いいたします。テヘランでは言葉が判らない外国人が政府無認可のタクシーを利用してトラブルとなる事例が発生しておりますので,無認可の流しや乗り合いのタクシーを利用することは控え,特に単独で無認可のタクシーや知らない人の車には決して同乗しないようにして下さい。やむを得ずタクシーを利用せざるを得ない場合には,政府認可のタクシー(車体には白地にオレンジやブルーのラインが入っていたり,イエローの車体にグリーンのラインが入っているものが多く,最近では車の屋根にタクシーの表示を付けているものもあります)を利用することをお勧めします。

(5)試合終了後,スタジアムを離れてから交通機関を利用するまでの間が最もトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。スタジアムの外では,集団で行動する,警察官の目の届く範囲で行動するなど,十分な注意が必要です。

4 テロに対する警戒

イランでは6月7日にISIL(イラク・レバントのイスラム国)によるとされるテロ事件が発生し,その後,ISILによる更なる攻撃の呼びかけがありました。引き続きテロの発生を警戒し,以下の事項に留意して下さい。

【テロに対する注意事項】

(1)最新の関連情報の入手に努めて下さい。

(2)スタジアムはテロの標的となりやすいことを十分認識し,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れる等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に努めて下さい。

(3)スタジアムのスタッフ,現地当局の指示があればそれに従って下さい。特にテロが発生した場合には,これらの指示をよく聞き冷静に行動するようにお願いいたします。

【その他スタジアムでの注意事項】

(1)公共交通機関はテロの標的となりやすいことから,スタジアムへの移動等については,旅行代理店が手配したバス等に申込み,利用するようにお願いいたします。

(2)スタジアムには時間より早めに入る,終了後はある程度時間を置いてから退出するなど,人混みを避けるよう努めて下さい。また,試合の前後は会場周辺に長時間滞在しないようにお願いいたします。

(3)セキュリティの確保されていないスタジアムの外側や出入口付近は特に危険であり,こうした場所での人だまりや行列は避けるようにして下さい。

(4)不測の事態の発生を念頭に,スタジアムの出入口や非常口,避難の際の経路等をあらかじめ入念な確認をお願いいたします。

(5)周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努めて下さい。

【爆弾,銃器を用いたテロに遭遇した場合】

(1)爆発,銃撃の音を聞いたらその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとって下さい。

(2)頑丈なものの陰に隠れて下さい。

(3)周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避して下さい。閉鎖空間の場合,出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり,注意が必要です。

5 試合観戦にあたって

(1)試合開始前に,イスラム教の聖典である「コーラン」の朗読及び日本・イラク両国の国歌演奏が行われる予定です。この際は,起立して静粛にしていただくようお願いします。

(2)スタジアムには,イラン式トイレ(和式トイレに類似したもの)しか整備されておらず,トイレットペーパーは備えつけられておりませんので,ご持参下さい。

6 写真撮影

(1)スタジアム観戦席での写真及びビデオ撮影は可能です。

(2)空港,駅,鉄道,政府関係施設,各国大使館,大使公邸などの建物周辺での写真及びビデオ撮影は禁止とされています。どの建物が撮影してはいけない建物か外国人には判りにくく,市内での不用意な撮影があらぬトラブルの原因となる可能性がありますので避けて下さい。

(3)礼拝中のイスラム教徒,イラン人女性,あるいは宗教行事を撮影する場合には,事前に了承を得る必要があります。

7 その他

(1)イランではクレジットカードを利用することができませんのでご注意下さい。

(2)何らかのトラブルに巻き込まれましたら当館領事班までご連絡下さい。

(3)イランに関する海外安全情報(危険情報,安全対策基礎データ,安全の手引き)については,外務省海外安全ホームページを参照して下さい。

(4)イラン渡航前には万が一に備え,家族や友人,職場等に日程や滞在先の連絡先を伝えておくようにして下さい。さらに,情報収集には「たびレジ」を積極的に活用して下さい。緊急事態が発生した場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省及び在イラン日本大使館から随時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。3ヶ月以上イランに滞在される方は必ず在留届を提出して下さい。

【外務省海外安全ホームページ

●(スポット情報)イラン:サッカーワールドカップアジア最終予選に関する注意喚起

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C130.html

●(スポット情報)イラン:テヘランにおける同時多発銃撃・爆発事件の発生に伴う注意喚起

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C127.html

●イランに対する危険情報

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

●イランにおける安全対策基礎データ

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=046

●イランにおける安全の手引き

http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/consular/release/Anzen-taisakutebiki2017.pdf

●3ヶ月未満の短期渡航の際には「たびレジ」に登録して下さい。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#

●3ヶ月以上滞在される方は,必ず在留届を提出して下さい。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

【在イラン日本国大使館ホームページ】

●海外安全対策情報(平成28年度第4四半期分)

http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/consular/kaigai%20anzen%20taisaku%20jouhou%202804.html

在イラン日本大使館

領事班

電 話:(+98−21)2266−0710(代表)

FAX:(+98−21)2266−0746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

H P:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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