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新型コロナウイルス対策(公衆衛生省記者会見ポイント:7日)

ベルギーにお住まいの皆様,及びたびレジ登録者の皆様へ

7日、公衆衛生省による記者会見が行われましたところ、主なポイントを以下のとおり御案内いたします。

(参考アドレス:ベルギー公衆衛生省による記者会見動画)

https://www.info-coronavirus.be/en/live-pressconferences/

1 感染状況(Yves Van Laethem連邦間広報官)

我々は、感染加速のフェーズにおり、すべての年齢層、また、特にブリュッセル首都圏地域、ワロン地方の一部において顕著であるが、すべての地域において加速が続いている。過去7日間での一日あたりの新規感染者平均値は2,466人、前週と比較して57%増加した。特に先週水曜日、木曜日、金曜日は一日だけで3,200人を超えていた。

●年齢層

 すべての年齢層で増加しているが、ここ最近の傾向として若年層の感染が多数を占めており、20代の新規感染者が全体の約20%となっている。高齢者層も数週間前から引き続き感染者が増加していることに言及しなければならない。特に過去1週間の90歳以上の感染率は、8日前と比較して2倍となっている。

●地域別

 引き続き全域にわたり感染が増加しているが、ワロン地方の増加が顕著であり、前週に比べ130%の増加したリュクサンブール州を筆頭とし、ナミュール州は111%がこれに続いた。この数字はおそらく細かく見る必要がある。ウイルス検査を実施し陽性反応が出た場合、その者が在住しているコミューンに結果が送付されるが、ブラバンス・ワロン州やブリュッセル首都圏地域の高等教育機関に通う出身の多くの学生が、引き続き問題となっている州にある実家に住んでおり、これが、当該州のここ数週間の劇的な増加に影響を与えていた可能性がある。

 リエージュ州とエノー州の一日あたりの新規感染者数の平均は、それぞれ340人、316人で、アントワープ州の296人より多い。しかしながら、(感染の)マラソンの先頭集団のトップを走っているのはブリュッセル首都圏地域であり、一日あたりの新規感染者数平均は540人となっている。過去14日間の人口10万人あたりの感染者では505人となっており、ヨーロッパの首都の表彰台では、1位のマドリッドに次ぐ2位であり、パリが3位となっている。

●新規入院者数

通常、残念ながら、新規入院者数の増加は、感染率の増加に続くものであり、例えば、昨日の新規入院者数は100人を超え104人であり、週一日あたり平均84人となっている。先例では、5月初旬に一日だけで108人が新規に入院した日があったため、昨日の104人という数字は不幸な記録である。

入院者数は約1,000名、つまり950名から960人(注:公表数では952人)。また、集中治療室利用者は190人(注:公表数では189人)となっており、前週と比較して26%の増加となっている。入院者数について、地域別には、病院数が多いブリュッセル首都圏地域が大部分を占め、アントワープ州、リエージュ州、エノー州、東フランダース州が続いている。

●死者数

残念ながら死者数も明らかに増加しており、一週間の死者数は前週から倍増しており、先週の一日あたりの平均は11人と前週の4人から約3倍に増加している。

●友人を家に招待する際の新たなシナリオ

昨日、新しい連邦政府による新しい指示を得た。この新たな指示によれば、近づいた接触は、同居人(独身、夫婦、子供を持つ夫婦、祖父母とともに住む夫婦等)を除き、一人一か月大人3名に限定される。あなたが近づけるのはこの限定された者(3名)である。多くの時間、主要な予防策をとることなく、ハグしたり、ビズをしたり、握手をしたりすることが可能。これらの人々との間では1,5mの社会的距離は取らなくとも許容される。これとは別に、4名の訪問者を受け入れることができる。

この4人とは、議論をしたり、食事をしたりすることができるが、上記同様の近づいた接触ではなく、対面でマスクを外す、ビズをする、握手をする等は選好されず、予防措置である距離の確保、必要な場合のマスク着用が適用される。しかしながら、状況がよくなり、ワクチンが利用できまでの間、コロナ時代を生きながら、物事を行っていく方法はある。本日はここで、家に客人を受け入れる方法、ある種のシナリオがあることをいくつかご紹介したい。

基本のシナリオは6つの黄金律を守ることである。客人を家に受け入れる際に行ってほしいのは現在レストランで行われることと同じことである。すべての家への訪問は、まず招待することから始まる食事への招待。準備なしの招待は注意を要する。何かしら事前にカッコ書きで伝えておくべきある。招待は、家で食事をしたり、お茶をしたりする接触のため誰か招くことであるが、何が起こるか事前に打ち合わせ、はっきりと予防措置が順守されるよう知らせ、当該会合におけるリスクがないことをおかなければならない。物事を計画するということである。

客人が家に到着した際、ああ知らなかったという人が一人もいないよう、一テーブル4名という方法をはっきりと示すこと。また、コロナの症状と相いれるような症状がある場合や、オールナイトでの会合には参加しない、自分自身が感染リスクの高い接触をしている場合(その日の朝、接触していたり、検査結果待ちだったりする場合)、自己隔離となる場合には赴かない。会合に参加する際にはマスクを所持すること。

 招待客が到着したら、レストランと同様、マスクをして出迎え、握手、ビズを行わない。最近見られる肘やくるぶしを軽くぶつけあう挨拶等で代替とする。コートをクロークや利用可能な場所にしまい、直ちに食堂や居間など会合が行われる場所に行く。席についたらなるべく動かず、固定の場所にとどまる。これもレストランと同様である。客人同士着席で1、5mの距離を順守するようにする。

着席後、マスクを外すが、マスクをテーブルや椅子の上等、どこにでも置いてよいというわけではない。丁寧に、ナプキンとともに、マスクを置いておける小袋などを提供しておき、客人に配慮する。マスクを扱った後は、手を消毒する。すなわち、机の上には、ワインやビール、水のボトルに加え、レストランのように消毒用アルコールジェルのボトルを置いておく。さて、食事である。

食事の給仕をする場合は、可能であれば、レストランと同様マスク着用が望ましい。客人側としては、座ったままで支給や片づけを手伝わないのが礼儀であったが、人と接触を避ける観点から、(措置)順守の印になるものである。食事の際は、ビュッフェ形式を避けるため、個別のトレイやお椀を用いるように努める。ビュッフェ形式は、他の感染リスクがある。グラスも共有しない。ナプキンは使い捨てを使用し、布製の場合は使用後に洗濯機に60度以上の温度で洗剤を使って洗うこと。

人と会うときには食事のみではなく話をするものである。話す際には、叫んだり、大きな声で歌ったりするのを避ける。例えば、叫ぶ場合、大きな歌う場合、普通に話す時よりも約10倍の飛沫が飛ぶとされている。他人に届くだけではなく、テーブルではマスクを着用していないため、エーロゾルを拡散させる。そのため、会合の部屋には大きな音量で音楽をかけず、人々が普通の声で話せるようにし、招待客の誰かがウイルスに感染していた場合のリスクを軽減するよう努めてほしい。

トイレにもレストラン同様、消毒用アルコールジェルや手洗い用石鹸を用意し、手拭き用の使い捨てペーパータオルがあれば全く望ましい。

すべての部は、冬は換気をするメリットがある。ここは南仏ではなく、屋外でレセプションを行うことは困難であり、殆ど室内行うこととなる。室内にウイルス微粒子が留まることを避けるため、換気をするしかない。ベルギーで換気を行うと霧氷(frima)に苦しむが、霧氷を発生させず換気をするには、強い気流とならないよう、可能なら、部屋の対面の2つの窓を半開きにすることで対応できる。まだ少し明らかになっていない点があるが、ウイルス感染の観点からは、十分に温かくするより、よく換気をして部屋の温度を多少下げておいた方がよい。

連絡先を保管しておくのは、招待する際の原則である。誰が来たのかを知り、し、もし会合の後にあなたの家族の誰かが病気になった場合、正直に出席した招待客に伝えることができる。規則を100%順守していたとしても、規則は100%効果があるわけではないことを知っている。

冬も社会的生活を維持することが非常に重要。距離をとり、予防措置の順守に努めていただきたい。

2 対策措置の強化(Antoine Iseux危機センター広報官)

 昨日、感染蔓延の抑制のため、協調委員会の後、保健担当大臣により、厳しい決定が発表された。これらの措置は、各人、医療機関等を守るために必要と判断されたもの。これら措置は、info-corona.beで参照可能。10月9日から30日間効力を有する。また、昨日、各地域の状況に応じ、各州、各コミューン(市)でも等より追加の措置が取られる可能性にリマインドがなされ、おそらく他の措置が追加される可能性がある旨発表されている。

9日までの今日、明日の2日間は、これら措置を法的文書である省令の形とする。この法的根拠は、措置を実効的なものとするとともに、様々な措置の実施と適用のために必要なすべての明確さをもたらすものとなる。昨日から作業しており、9日(金)までに間に合わせなければならない。もちろん、9日を待つ必要はなく、我々が皆責任をとるために法的文書は必要ではない。社会的距離を取る、手洗い、換気といった6つの黄金律は引き続き中心となる。症状が出たり、高いリスクと接触したりしたばあいには、隔離を行い、電話やアプリを通じた接触追跡に参加する。

これらは、すべて引き続き重要。自分自身、家族、友人の健康に関することであり、家族や友人に波及させないよう配慮しなければならない。

協調委員会は比較的シンプルな規則を決定したが、これらの適切な適用のため特定の質問をすることが可能。今晩か明日、省令が承認・公表され次第すぐに、公衆衛生省 HP(info-coronavirus.be)に措置の詳細な説明を掲載する予定である。さまざまなチャンネルで積極的に共有し、質問にはSNSや問い合わせ電話番号等から受け付ける。

感染状況は深刻であり、措置は感染拡大、特に入院者数カーブ(上昇)を防ぐためのものである。我々は誰も、ウイルスと、ウイルス拡大と闘うための措置を無視することはできない。ひとりひとりの行動が状況に影響を与える。これからの30日間、これまでにも増して我々の行動にかかっている。

3 質疑応答(仏語部分、Antoine Iseux危機センター広報官)

<質問>秋の休暇シーズンが近づき、すでに多くの旅行計画が立てられている。友人家族まで拡大された家族の旅行は、良識を示すという条件の下で実施すべきのか。

<回答>

まさに、特定の質問であり、先に申し上げたとおり、省令が公表されるまでもう少しお時間を頂きたい。なぜなら、この省令は、特定の細かな質問に答えることができるものだが、現段階では、昨日発表された政府の大きな決定のみである。このような特定の質問へのお答えは少しお時間をいただきたい。より詳細な個別の質問への回答が準備でき次第、HP(info-coronavirus.be)に掲載する。

4 次回の記者会見は9日(金)11時〜。

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住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique

電話:(02) 513-2340, 500-0580(領事部)

Fax :(02) 513-4633

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