海外情報メール掲載板

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新型コロナウイルス対策(公衆衛生省記者会見ポイント:9日)

ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ

本日11時、公衆衛生省による記者会見が行われましたところ、主なポイントを以下のとおり御案内いたします。

(参考アドレス:ベルギー公衆衛生省による記者会見動画)

https://www.info-coronavirus.be/en/live-pressconferences/

1 Yves Van Laethem連邦間広報官(感染状況)

(1)感染状況概観

寒い日となったが、この寒さによりウイルスの感染力が変わることはない。美しい冬景色の中で、我々は引き続き良い状況にある。というのも、数週間に亘って見られている(各指標の)横ばい状態が続いているからである。減少もしていないが、増加してもおらず、むしろ新規感染率はわずかに減少している。新規入院者数はわずかに増加しているが、死亡者数は顕著に減少している。

(2)新規感染者数

新規感染者数については、ここ1週間では1日あたり平均2,212人となり、(前週比)5%の減少となった。他方で、検査数は増加しており(したがってこの減少は検査数の減少によるものではない)、1日あたり平均の検査数は50,000件に達している。ワロン地域では8%の減少、フランダース地域では7%の減少、他方で、ブリュッセル首都圏地域においては18%の増加となった。ナミュール州で31%、東フランダース州でも6%増加した。新規感染者の絶対数で見れば、引き続きアントワープ州及び東西フランダース州が最も多くなっている。

年齢層別に見れば、全ての年齢層感染者数が減少しており、とりわけ80歳及び90歳以上の層で顕著であり、それぞれ18%及び22%の減少となった。これにより、新規感染者数の平均年齢は低下し続けており、先週時点で新規感染者の半数が38歳未満であった。

(3)新規入院者数

新規入院者数はわずかに増加しており、1日あたり平均121人となり、前週比2%の増加となった。現在ベルギーでは1,698人が新型コロナウイルスで入院中、そのうち302人が集中治療を受けており、それぞれ前週比で8%及び7%の減少となった。集中治療中の患者数が300人の水準を超えているが、これはおそらく週始めという事実に関連している。すなわち、週末中は集中治療室を退出せず、週始めは、常に入院者総数と集中治療患者数が微増している。

(4)死亡者数

死亡者数は引き続き減少しており、それでも引き続き1日あたり平均39人が死亡している。前週比では19%の減少となったが、向こう数日間において、この減少幅はより小さくなるだろう。なぜなら、今回の指標との比較対象に含まれていた1月23日には67人が死亡しているが、以後この日は比較対象から外れることから、おそらく死亡者数の減少幅も小さくなっていく。

2 Sabine Stordeurワクチンタスクフォース広報官(アストラゼネカ製ワクチンについて)

ワクチン接種キャンペーン開始以来、常に我々の目的は、入院及び死亡のリスクに最も晒される脆弱な人々を守ることにあった。またこれにより、我々の医療システム及び医療従事者への過度な負担を避けることに寄与している。今日のアストラゼネカ製ワクチンのように、ワクチン接種キャンペーン開始以降に新たな情報が出てきたとしても、この目的は引き続き変わることはない。

この(アストラゼネカ製)ワクチンの有効性はどうか。56歳以上の人々に対する右ワクチンの有効性を評価するためには、現時点で手元にある科学データは十分ではない。そのため、ワクチン接種タスクフォースの見解に基づき、担当大臣間会合において、このワクチンについては、暫定的に18歳から55歳までの人々のために割り当てることが決定された。

したがって、より確固たる科学データが示されることを待ちつつ、上級保健理事会は、ベルギーで2月中に届けられる1回目の接種用の443,000本分のアストラゼネカ製ワクチンを暫定的に18歳から55歳までの人々に割り当てるよう勧告を行った。特定のグループに対する臨床研究においては、このアストラゼネカ製ワクチンが、とりわけ1回目の接種から8週間から12週間の後に2回目の接種が行われた場合、2回目の接種から15日後以降、(ワクチン接種者の)70%以上についてワクチン効果があることが示されている。

1回目の接種から12週間が経過した場合には、ワクチンはより高い防御を与えることができる。したがって、新型コロナウイルスが原因の重症化及び死亡を可能な限り回避するために、より高い効果が得られる一部のグループへアストラゼネカ製ワクチン(の接種)を提案することが決定された。

ではいつ誰がこのワクチンを受け取るのか。この2月中に、以下のグループに属する18歳から55歳までの年齢層に対し、可能な限り多くの者にアストラゼネカ製ワクチンの接種を開始する。すなわち、第一に医療従事者、第二にその他の共同ケア施設(例:再確認センター(centre de revalidation)、精神科医療機関)の入居者及び職員、及び、子ども青少年保護のための居住型施設の職員、第三に合併症のリスクを抱えるグループである。

ただし、免疫系の障害を持つ人々及び免疫抑制薬(immunosuppresseur)を服用する人々は例外となり、これらの人々は、ファイザー製またはモデルナ製のワクチンを接種する。第四に、警察の介入部隊(les unites d’intervention)である。

このアプローチのメリットは何か。これらのグループ全体がより迅速にワクチン接種を受けることで、新型コロナウイルスに罹患するリスクを顕著に低下させることができる。さらに、自宅で暮らす高齢者についても、ファイザー製及びモデルナ製の新たなワクチンを入手次第、予定より早くワクチン接種を実施する。これら全てが、集団免疫の形成、またそれによるワクチン未接種者の保護に寄与する。

どれだけのアストラゼネカ製ワクチンが今月に用意されるのか。2月中に、ベルギーにおいて443,000本分の供給が予定されている。将来における(供給)量及び配送スケジュールについては、引き続き未定である。その間、予定されていた全てのファイザー製及びモデルナ製ワクチンの接種が今後も続けられる。現時点では、これらの3つのワクチンが(ヒトとヒトとの間の)ウイルス感染に大きな影響を与えるとの確固たる科学データは存在しない。そのため、引き続き衛生措置及び予防措置が大いに適用される。この点、これらの措置の遵守のための継続的努力につき、国民の皆に感謝したい。

3.その他

次回の記者会見は2/12(金)11時予定。

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